幼稚園は、卒園後に小学校から中学、高校、大学まで進学することを考えると、自由に教育がされる場所であり、幼稚園によっては独自の教育方針を打ち出しているところがあります。または、子供の主体性を第一に考えた自由保育をベースにしている幼稚園もあります。幼稚園にいくつかの選択肢がある場合は、幼稚園の教育方針や指導理念を知っておくことも重要です。
もうひとつの重要ポイントは、食育を特徴としている幼稚園があることです。食育基本法は、2005年に制定されたもので、「子供の知識や体育、道徳などすべての教育の基本となるものは食育である」とされていることから、食育に力を入れている幼稚園もあります。
子供の食事は、1歳前後までの乳幼児期を過ぎると、幼児期を迎え、これまで離乳食を食べていた時期とは違い、味覚が形成される時期になります。この頃に、食べ物の好き嫌いが多いと、成人してからも引きずってしまい、偏食になることもあります。好き嫌いがなく、野菜をたくさん食べて健康な体作りをすることは、子どもの成長過程において、大切なことです。食育に力を入れている幼稚園を選ぶ保護者は、子どもの食に関する関心が高いことがうかがえます。
入園当初は、フォークを使っていても、慣れてきたらお箸を使って正しい持ち方や食べ方を教える幼稚園もあります。季節の伝統的な行事に合わせて、伝統食を食べて、その意味を理解させたり、食に関する興味をわかせる保育が実践されています。このような幼稚園は、給食に使用される食材の添加物や農薬などが極力使われていないものを選び、園内に調理できる施設が併設されているところが多くみられます。